老後の為の個人年金保険の種類と特徴について

老後の不安は誰もが抱いている共通のものではないでしょうか?老後の生活資金の1つに年金があります。年金と言えば「公的年金」がありますが、果たして本当に信用しても良いのでしょうか?公的年金が信用できない今の世の中では、老後の為の資金を自分で用意するほかありません。こんな時に役に立つ代表的な保険が「個人年金保険」なのです。

生命保険会社が販売している個人年金保険にはさまざまな種類があり、商品によって保証内容が異なります。安定して老後の資金を貯蓄できるのでとても有効な保険商品なのですが、個人年金保険の保証内容等を知らずに加入すると損をしてしまう可能性もあります。

また、個人年金保険と一口に言ってもたくさんの種類があり、それぞれに特徴がありますのでそれらについて解説していきたいと思いますので是非参考にしてみてください。

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公的年金に不安がある

公的年金に不安があると言う方も少なくはないと思います。そんな中で注目を集めているのが「個人年金保険」です。個人年金保険は老後の生活資金の為に長期的に貯蓄をしていく保険商品なのですが、特徴や保証内容を理解せずに加入してしまうと損をしてしまう場合もあります。

個人年金保険は老後の生活資金を貯蓄するのにとても有効な保険商品ですが、メリットもありデメリットもあります。個人年金保険を検討していると言う方は、まずは個人年金保険の種類がたくさんある事を理解し、それぞれの特徴についてある程度把握するようにしてください。

何も考えずに個人年金保険に加入するのではなく、まずは個人年金保険の基本的な特徴を理解してから個人年金保険に加入するようにしてください。

個人年金保険の種類

個人年金保険の種類は大きく分けると3種類になります。

  1. 確定年金
  2. 終身年金
  3. 有期年金

以上が個人年金保険の種類になります。それぞれに特徴があってメリットもデメリットもありますので、保証内容を理解したうえで加入する事をおすすめします。

それでは、個人年金保険のそれぞれの特徴を見ていきましょう。

個人年金保険の基本的な種類は上記の3点になりますが、各保険会社によって保証内容はバラバラですので、以下で紹介する内容はあくまでも基本的な個人年金保険と言う事になります。

①個人年金保険の確定年金の特徴

数ある個人年金保険の中でも代表的な商品が「確定年金」になります。確定年金の特徴は、言うまでもなくはじめから年金総額が確定していると言う点です。確定年金の中でも特に人気なのが「10年確定年金」です。10年確定年金とは、保険料の払込期間が終了し年金受け取り期間が開始してから10年間年金を受取る事ができる商品です。

もし、仮に払込み期間中に死亡した場合は死亡給付金が支払われますし、年金受け取り期間中に死亡した場合は残りの年金は遺族が受け取る事ができるようになっています。

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確定年金のメリットとデメリット

個人年金保険の中でも多くの方が加入している確定年金にはメリットもありますし、デメリットもあります。

確定年金のメリット

  • 年金の受取総額が確定しているので安心(5年・10年・15年等)
  • 年金受取り開始が60歳以上の方で支払い期間が10年以上の場合は「個人年金保険料控除」が適用され所得控除を受けれる
  • 被保険者が死亡した場合は残りの年金額を遺族が受け取れる
  • 終身年金よりも保険料が安い
  • 確実に元本を回収できる

確定年金のデメリット

  • 加入時に決めた期間しか年金を受取れない
  • 長生きすればリスクになる
個人年金保険の確定年金は、年金額が確定しているので安心ですが、加入時に決めた年金受取り期間が完了すると、それ以降は年金を受取る事ができないので長生きした場合はリスクが大きい事が分かります。人間何歳まで生きるかは人それぞれ異なりますし、自分が何歳まで生きられるかなんて誰にも分かりません。

長生きする事を見越して個人年金保険を選ぶのであれば、確定年金はリスクが大きいと言えるのではないでしょうか。

②個人年金保険の終身年金の特徴

個人年金保険の終身年金は、「生きている間は一生涯年金を貰う事ができる」と言う特徴があります。いわゆる公的年金と同じタイプの年金保険と言う事です。生きている間は一生年金を受取る事ができるのですが、亡くなってしまうとそれ以降は年金は給付されません。

つまり、長期に渡って保険料を払い込んだのにも関わらず、受取り期間が開始してから早期に死亡した際は大きく「元本割れ」を起こしてしまうと言うリスクがあります。それに保険料も高めなので早くに死亡した場合は、どうしても返戻率が低くなってしまいます。

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終身年金のメリットとデメリット

個人年金保険の終身年金にはメリットとデメリットがありますので見ていきましょう。

終身年金のメリット

  • 生きている間は一生涯年金を受取る事ができる

終身年金のデメリット

  • 被保険者が死亡した際は大きく元本割れを起こしてしまう
  • 保険料が高い
  • 平均寿命まで生きないと損をする
個人年金保険の終身年金は、生きている間は一生涯年金を受取る事が可能ですが、基本的に保険料が高めです。また、年金の支払いが開始した直後に死亡した際は、ほとんど年金を受取る事ができなきなくて結果的に元本割れとなってしまいます。

このようなデメリットがある為、終身年金の場合は10年や15年と言った一定期間の保証期間を付けるのが一般的です。しかし、保証期間付きの終身年金の場合は上記で紹介した確定年金と比較すると保険料は2~3倍ほどになってしまいます。

90歳ぐらいまで生きると考えると圧倒的に終身年金がお得なのですが、90歳以上生きれると言う保証は無いですし、毎月の保険料が高くなる事を考えると確定年金の方がお得になる場合もあります。

③個人年金保険の有期年金の特徴

個人年金保険の有期年金は、「決められた期間に限り被保険者が生きている場合に年金を受取る事ができる」と言う特徴があります。上記で紹介した確定年金と終身年金の2つの特徴を併せ持ったタイプの個人年金保険と言う事が言えます。

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有期年金のメリットとデメリット

個人年金保険の終身年金にはメリットとデメリットがありますので見ていきましょう。

有期年金のメリット

  • 生きている事が大前提で決められた期間は年金を受取る事ができる
  • 保険料が安い

有期年金のデメリット

  • 被保険者が死亡した際はそれ以降年金を受取る事ができない
個人年金保険の有期年金は、確定年金と終身年金の中間的な役割の個人年金保険です。生きている間に限りあらかじめ決められた期間は年金を受取る事ができるのですが、死亡してしまうと年金を受取る事ができなくなってしまいます。

しかし、終身年金と同じように「保証期間付き」の商品もありますので、有期年金を選択するほとんどの方は保証期間付きのタイプに加入する方が多くなっています。有期年金でも保証期間なしの方が圧倒的に保険料は安いのですが、年金の受取りが開始した直後に死亡した場合のリスクを考えると、保証期間付きの有期年金にしておいた方が良いでしょう。

個人年金保険は保険料控除を受ける事ができる

個人年金保険に加入している場合は、「個人年金保険料控除」を受ける事ができ、払い込んだ保険料に応じて一定の金額がその年の所得から差し引きされ、所得税や住民税の負担が軽減されます。

基本的に給与等の所得に一定の税率をかけて所得税の金額決まるので、所得控除により課税所得が下がる事によって所得税と住民税が軽減されるのです。個人年金保険料控除は3種類ある生命保険料控除のうちの1つです。生命保険料控除は平成24年1月1日から新制度になっています。生命保険料控除について詳しくは以下にまとめていますので、是非参考にしてみてください。

参考:生命保険料控除について

個人年金保険に加入する際は上記で紹介したそれぞれの特徴を理解したうえで、自分に最も合っている保険商品を選ぶ必要があります。個人年金保険は老後の生活の為の資金を貯蓄するのにとても有効な保険商品ですが、選択ミスをすると大きく損をしてしまう場合もあります。

ですから、それぞれの商品のメリットとデメリットを理解して、リスクがある事を十分理解したうえで加入するようにしましょう。また、自分たちだけでは決め兼ねると言う場合は、保険の専門家でもあるFP(ファイナンシャルプランナー)に相談すると良いでしょう。

>>個人年金保険の加入や見直しについて独立系FPに無料相談してみる


参考:保険の新規加入や見直しの相談がFP(ファイナンシャルプランナー)に無料でできる保険無料相談サービス

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